だごひゃご日記③~家族の一員ですが・・・~
2025/03/03
大好評!今月のだごひゃご日記をお届けします♪
だごひゃご日記解説・高齢者がペットの将来を守るためにできること
YouTube動画にて解説をご覧いただけます:相続漫才®#004~ペットに遺言~
ペットを飼っている高齢者の多くが
「自分が先に亡くなったら、この子はどうなるのだろう?」と不安を抱えています。
大切な家族の一員であるペットですが、法律上は「物」として扱われるため、人間のように財産を直接相続させることはできません。
しかし、適切な準備をすれば、安心してペットの将来を守ることができます。
ペットの世話を託すための方法
飼い主が元気なうちに、ペットの世話を託す人を決め、その人に必要な費用を遺すことが可能です。
以下の方法を活用することで、ペットが適切に世話を受けられる環境を整えることができます。
1. 遺言を活用する
遺言を作成することで、信頼できる人にペットの世話を任せるとともに、
ペットの飼育費用(エサ代や医療費、世話代など)を残すことができます。
ポイント
✔遺言書には、ペットの世話を依頼する人を明記する
✔ペットの飼育費用をその人に遺贈する
✔遺言執行者を指定し、確実に実行されるようにする
2. 死因贈与契約を結ぶ
死因贈与とは、自分が亡くなったときに財産を譲る契約のことです。
事前にペットの世話をお願いする人と契約を交わしておけば、確実にペットの世話をしてもらえます。
ポイント
✔口約束ではなく、書面で契約を交わす
✔贈与する金額や条件を明確にする
3. 家族信託を活用する
家族信託を活用すると、生前から自分の財産を管理・運用し、ペットのために使うことができます。
信頼できる家族や専門家を受託者にすることで、ペットの世話を確実に実行できます。
ポイント
✔信託契約を作成し、ペットのための資金管理を明確にする
✔受託者にペットの世話を任せる意向を伝える
まとめ
ペットを飼っている高齢者にとって、自分の死後のペットの世話は大きな悩みです。
しかし、遺言、死因贈与、家族信託などの制度を活用すれば、大切なペットを安心して託すことができます。
専門家に相談しながら、自分とペットの将来をしっかりと考えた準備をしておきましょう。
YouTube動画にて解説をご覧いただけます:相続漫才®#004~ペットに遺言~
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